小児救命救急センター 病院部門紹介

小児救命救急センターは院内各科と連携し、重篤な小児の救急患者さんの診療を24時間体制で行っています。

[得意分野]
当センターには、事故やけいれんなどで、直接救急搬送されるお子さんはもちろん、肺炎などで当初は他の病院で診療を受けていたものの状態が快方に向かわず、本院へ転院搬送されるお子さんにも対応しています。福岡市周辺はもちろん、九州北部(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本)や山口地域などから転院される方もいます。病気や事故にかかわらず、すべての重症な小児の救急患者さんに対応します。このような重症のお子さんが入院する小児集中治療室(PICU)では、小児のさまざまな体格に合ったチューブ、カテーテル、輸液ポンプなどを装備し、小児特有の病態に合った集学的な集中治療を行います。

[診療体制]
7名の小児担当スタッフ(小児科医6名、小児外科医1名)が、救命救急センター・集中治療部の成人担当スタッフと連携して診療を行っています。

[診療方針]
当センターでは、専門性をもった他の診療科、看護スタッフや臨床工学技士などが綿密に連携・協力し、北部九州地域の小児救急医療における「最後の砦」として、適切な治療を適切なタイミングで行うことができるよう、努めています。突然の入院・転院となった子どもたちのストレスができるだけ少なく、また、保護者のみなさん、医療者も安心できる小児救急医療を提供しています。また、状態が安定したら、本院の小児病棟や地域の病院で引き続き治療が継続できるよう、院内外の施設連携しています。

[対象疾患]
集中治療が必要となるような小児救急疾患
■ 内因性疾患:呼吸器疾患(重症呼吸不全、急性肺炎、急性気管支炎)、神経疾患(急性脳炎・脳症、けいれん
    重積)、循環器疾患(劇症型心筋炎、先天性心疾患)、重症肝不全、急性腎不全など
■ 外因性疾患:重症外傷、頭部外傷、多発外傷、溺水、熱傷、窒息、中毒など
■ 心肺停止・虐待

[主な治療法]
人工呼吸、緊急血液透析、血しょう交換、脳低温療法、体外補助循環など、専門部署と連携し、生命に直結するような病態に対し、全身管理を行っています。