ハートセンター 病院部門紹介

ハートセンターは、心臓カテーテル検査室、心臓超音波検査室、冠動脈疾患治療部(CCU)、手術室、集中治療部(ICU)、内科・外科病棟を機能的に集約した心臓病専門施設です。心臓血管外科は九州唯一の心臓移植実施施設であり、内科・外科と連携してあらゆる重症心疾患の治療にあたっています。また、小児に特化した医療スタッフと内科系・外科系の小児病棟を集約的に配置し医療の向上、ならびに患者さん・ご家族の生活の質(QOL)の向上を目指します。

[得意分野]
■内科部門
  循環器内科、血液・腫瘍・心血管内科、小児科の3つの診療科が、狭心症や筋梗塞などの虚血性心疾患、不整
  脈、心不全、大動脈や末梢動脈疾患、弁膜症などの構造的心疾患、肺高血圧症や先天性心疾患といった、きわ
  めて広範囲の循環器疾患に対して、高度で専門的な診療を行っています。主な検査・治療として、年間約14,000
  件の心エコー・血管エコー検査のほか、約2,200件の心臓カテーテル検査、約300件の冠動脈および末梢血管イン
  ターベンション、約500件の不整脈に対するカテーテルアブレーションなどの実績を誇っています。外科部門や
  他職種と協働して弁膜症に対するカテーテル治療や重症心不全に対する補助人工心臓や心臓移植治療、肺高血
  圧症に対するカテーテルや手術療法、さらには西日本の大学病院の中では屈指の心臓リハビリテーション治療
  など、あらゆる循環器疾患に対して先進的かつ高度な治療・管理を実践しており、九州にとどまらず西日本に
  おける循環器疾患の「Center of Center」を目指しています。
■外科部門
  年間約700例の手術(うち心臓・大血管手術約500例:24時間急患対応)。冠動脈バイパス手術や弁膜症手術(経
  カテーテル的大動脈弁置換術を含む)、大動脈瘤に対する手術(人工血管置換術やステントグラフト手術)、未
  熟児を含めた新生児から成人期にわたる全ての手術に対応しています。また九州唯一の心臓移植実施施設として
  重症心不全に対する補助人工心臓植込み手術から心臓移植までの全ての治療過程を行っています。最近は、積極
  的に低侵襲手術(小切開手術やロボット手術)にも取り組んでいます。

[診療体制]
スタッフは医師62名、看護師51名です。病床数は62床で、冠動脈疾患治療部の10床と合わせると72床で運営されています。心臓カテーテル検査室、心エコー検査室、手術室、ICU/CCU、外来が同じフロアに配置され、より迅速な診断、治療の提供が可能です。ハートセンターは内科部門、外科部門それぞれホットラインを備え、24時間対応を行っています。
ホットライン:内科 092-642-5368、5877から内線2200
       外科 092-642-5563、5564から内線4355、2295

[診療方針]
患者さんの視点に立つことを一番に考え、本人とご家族に、最善の医療を提供することを目指しています。重症心不全、虚血性心疾患、弁膜症疾患、先天性心疾患、大動脈疾患、不整脈などの循環器疾患に対する先端医療を実践し、肺高血圧症や複雑な合併症のある難治性循環器疾患などの九州での拠点病院としての役割を果たすべく、努力を続けています。

[対象疾患]
虚血性心疾患、弁膜症疾患、先天性心疾患、大動脈疾患、不整脈、心不全、心筋症、肺高血圧症

[主な治療]
循環器内科、冠動脈疾患治療部、心臓血管外科の項、参照